当社では一般住宅の基礎工事をメインに掘削工事・床付け工事・型枠工事(解体・組立・取付け)・コンクリート打設工事を行っております。
基礎工事とは、建築物や構造物が安全にその機能を果たせるように、地盤に直接作用する部分、つまり「基礎」を造る工事のことを指します。
この工事は、建物全体の安定性や耐久性を保証するために非常に重要です。
基礎工事の主な種類とその役割
布基礎(ふきそ)
一般的な住宅建築でよく使用されます。建物の周囲にコンクリートの帯を作り、その上に柱を立てる方法です。
ベタ基礎
床面全体をコンクリートで覆い、一体化させる方法です。高い安定性が求められる建物や、地盤が弱い場所に適しています。
杭基礎(くいきそ)
地盤が軟弱で支持力が不十分な場合に採用されます。長い杭を地中深く打ち込み、硬い地層まで達させることで建物を支えます。
ラーメン基礎
フレーム構造の建物に用いられる方法で、連続した梁と柱で構成されます。地震などの外力に対する耐久性を高めるために利用されます。
基礎工事の重要性
安全性の確保
建物が外部からの力(地震、風、雪の重みなど)に耐えられるようにするため、基礎は非常に重要です。不適切な基礎工事は、建物の傾きや損壊を招く原因となります。
耐久性の向上
良質な基礎工事により、建物の寿命が大幅に延び、修繕費用の削減にもつながります。
環境適応
地盤の種類や地域の気候条件に応じた基礎工事を行うことで、さまざまな環境に建物を適応させることができます。
基礎工事は、その後の建築作業全体の品質と安全性に直接影響を与えるため、専門的な知識と経験を持つ技術者による適切な計画と実施が必須です。